十一月四日、虚飾集団廻天百眼の
『襦袢クラブ』という催しにゲストとして参加させて頂きました。
高円寺のマッチングモヲルという喫茶店で行われているコンセプトカフェ的なイベントで、襦袢を纏った廻天百眼の団員さんとおしゃべりをしたり、飲み物や軽食を楽しみながらお客さま同士で語らったり、ショウや朗読をオーダーして間近で見世物を楽しむことができるという、月イチ開催のすてきな催事です。ちかごろはマッチングモヲルではなく、シアターPOOという場所で開催することもあるみたいです。
襦袢クラブには、二度ほど遊びに行ったことはあったんですが、お給仕する側としての参加は今回がはじめてでした! ずっと参加してみたかったんですよね。でも、「今回が初ゲスト参加です! わ〜い!」ということを言っていたら、何人もの百眼っ子さん方に「えっ? 嘘でしょ?」というようなことを言われました。マジですよ。
挙句の果てには主宰の石井さんにまで「ドドメ、初参加だっけ? マジ?」などと言われたんですけど一体……? マジですよ。
みなさんのドドメに関する記憶が改竄されているのか、それともそれだけ百眼に馴染めているのか、取り敢えず後者っていうことでわたしは解釈しておきます。良いよね。
襦袢ばん◎
ツイッターの使い回しでごめんなさい!
紅日毬子さん、十三月紅夜さん
あそびにきてくださった、百眼界の歌姫こと、なにわえわみさん
そして今回 わたしとおなじくゲスト登場した 神崎凛、あらため、鈴宮凛紗さん
はじめての襦袢クラブでしたので、手間取ってしまうことも多く、もたくさした挙動に自分でもアーーーーッてなってました……うわん! 反省しています。
おかげさまで、大盛況! 店内はフルハウス! という状態でした!
今回のスペシャルステージは、紅夜さんによる朗読、『薬指の標本』(小川洋子 作)でした。凄く、えっちでした……◎
ショウも、沢山やらして頂きました。思い出せる範囲で書いちゃお。
◎『鬼姫』より
また、ふりだしに戻る
◎『奴婢訓』より
下女オペラ
◎『冥婚ゲシュタルト』より
箱船
冥婚行進曲
特捜!邏卒24時!
カゴメカムゲノム
◎『臘月記』より
臘月記
◎『屍のパレード』より
伝染性狂言ドン・カルメ
カルペ・ディエム・メメント・モリ
因縁性妄言
◎『悦楽乱歩遊戯』より
犯罪と宝石
パノラマ脳
緋色の万花鏡
……あれー! こんなにやったっけ?!?!?!!??
全曲に参加したんですが、実はまったくやったことなくて知らない振り付けの曲などもありまして、必死に見よう見まねをしておりました。つ、次までに完璧にしておきます。頑張ります。
というのも、今回の襦袢クラブより、わたし ドドメリナは、研究生として 虚飾集団廻天百眼に所属させていただくことと相成ったからです。へへ。ゲストとしてじゃなくって、毎回、いることになります。(つまり最初で最後のゲスト参加だったって訳ですね!)
鈴宮凛紗さんも、いっしょのタイミングで研究生となりました◎
この話しどこかで書いたことあったっけな。
わたしが廻天百眼にはじめて関わった演目、二〇一五年十月の、百眼の十周年という節目におこなわれた本公演『屍のパレード』に、わたしが初舞台をふませていただいた劇団の団員さんが観にきてくださって、「ドドメ、居場所が出来たじゃん。良かったね!」て、言ってくださったんです。
(絶対どっかで書いた気がしてきた。どっかで読んだ事ある記憶がある人はさもはじめて読んだようなふりをしてください。)
ドドメそのとき、ぼろぼろ泣いちゃってさ〜! 吃驚ですよねほんとうに!
友達が一人もいなかった訳じゃないし、肉親が一人もいない訳じゃなかったし、生まれ育った村を焼かれた訳でもなかったし、インターネットでも沢山の繋がりを作っていたし、でも、わたし、ずっと、どこにも居場所がないなって思っていました。
それがフツーだと思ってました。このままふわふわ〜っと適当にいろんな場所を放浪して、居心地の悪さやそわそわした気持ちを抱えながら生きてゆくんだろうなーって考えていました。
虚飾集団廻天百眼と出会いました。
「こころの底から楽しい」って、こういうことかーって、思いました。
いろいろ御託を並べてかっこよく仕上げるつもりだったんですけどもういいや。
わたしが楽しく生きるためには廻天百眼しかありません。
ここしかないって思ったので、そうなんです。もう、きめました。
だから、お客さまにも、百眼を観ることでしか楽しく生きられない、そう思ってほしい。イヤ薬物のように依存しろって言ってるわけでは……難しいなア!
貴方の人生の救済に、居場所に、安寧に、シャブに(!)なりたい!
わたしはしあわせになるし、
あなたたちも、しあわせにするぞ!!
わたしにあだなすもの以外、ぜーんぶ、愛してるよ!
また一緒にあそぼー!
デュエルリンクス(遊戯王のゲーム)してから、ねます。笑。